琳派誕生400年記念 特別展覧会『琳派 京(みやこ)を彩る』
電車の中吊り広告で気になってた展覧会に行きました。京都国立博物館は十数年前のスターウォーズ展以来だから、平成知新館は初めて。
琳派は江戸時代のデザイン集団みたいなもので、琳派のそのものには興味はないのですが、風神雷神図については日本画でも一番好きなものなので、生で見たくて行ってきました。
展では、俵屋宗達と尾形光琳の風神雷神図を同時に見られます。前者がオリジナルで後者が模写なことは有名ですが、同時に見てみると、完コピではなくて尾形光琳は尾形光琳のなりの解釈が見てとれて面白かったです。
自分が感じた違いは、2神の距離感と目線から、前者はこれから起こる嵐を、後者は現在進行形の嵐を感じさせられることでした。