ぷりぷり

日常、外食、旅行、買い物などの日記です。

秋だから紅葉『金峯山寺(蔵王堂)』に行ってきた

桜の名所ですが紅葉もキレイで、金峯山寺蔵王堂)では特別拝観もしていたので、吉野山に行ってきました。

秋生まれのためか桜よりも紅葉の方が好きです。枯れかけなのに燃えてるような色だし、肌寒いのに暖色という対比が郷愁を誘って、胸を締め付ける感じが季節を体感的に捉えられているみたい。


吉野は奈良県の南半分の地域で、豊臣秀吉が花見をした桜の名所あり、源義経が落ち延びたり南北朝時代には南朝が置かれたりもした歴史の舞台でありながら、古くから霊場としても知られます。

修験道の本山である金峯山寺も含めて、世界遺産として登録されています。現在行われている金峯山寺特別拝観では、金剛蔵王大権化を僧侶視点で拝観できるのでおすすめです。

金峯山寺にお祀りされる御本尊は、金剛蔵王大権現であります。今から1300有余年前、金峯山山上ヶ岳に役行者が一千日の修行に入り、感得された権現仏であります。権現とは権(仮り)に現われるという意味で、本地仏の釈迦如来(過去世)、千手観音(現在世)、弥勒菩薩(未来世)が権化されて、過去・現在・未来の三世にわたる衆生の救済を誓願して出現されました。また金剛蔵王とは、金剛界胎蔵界を統べるという意味も表しています。


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